日本ではお墓を建てる際、基本的に墓地でしか建てられません。法律で「埋葬または焼骨の埋葬は墓地以外の区域に行ってはならない(第4条)」と定められているからです。墓地には主に、民営墓地(民営霊園)・公営墓地(公営霊園)・寺院墓地といった3種類があります。民営墓地は財団法人等の公益法人が、公営墓地は地方自治体が、寺院墓地は寺院等の宗教法人が管理・運営を行っています。最近は、民営墓地の公園墓地が人気だそうです。今回こちらでは公園墓地が人気を集める理由を考察してみたいとおもいます。
公園墓地は公園というだけあって広々とした土地にあり、お墓だけではなく花やベンチ等があって誰でも親しみやすい雰囲気を持っています。また、民営墓地のため、お墓の区画や墓石のデザインに決まりがありません。寺院などと異なり、墓地を購入する際にも条件が設けられていなく、宗派にも決まりがないので、誰でも自由にお墓を建てられます。そしてたいていの場合、駐車場や水道など設備が充実います。こうした柔軟性と利便性が人気を集める理由ではないでしょうか。
ただ、公園墓地といえば広い土地が必要となるため、郊外に位置することが多いです。そうなると電車でお墓参りに行きたい人には不便ですね。しかし、神奈川の民営霊園である春秋苑なら小田急線生田駅から徒歩10分の距離に位置し、都内からもアクセスしやすく便利です。こちらは昭和33年にできた日本初の民間公園墓地で、有名人も埋葬されている高級公園墓地として知られています。首都圏のほうで公園墓地を探されている方におすすめです。このように公園墓地を探す場合は、自宅からアクセスしやすい場所を選ぶとお墓参りも苦になりません。